こんにちは、夢子です。
介護福祉士国家資格取得、介護職の方はやっとここまで来たか!!と思っている方も多いのではないでしょうか。
ゼロから介護業務の経験を積んで、長ーい期間と高ーい実務者研修を修了して、やっとの思いで受験資格が得られる介護福祉士国家資格。
ここまでは、介護福祉士国家資格の受験資格が、ただ得られただけの話です。
問題はここからで、介護福祉士の試験を受験して合格しなければなりません!
この記事では一発で合格したいという方はもちろん、勉強方法で悩んでいる方のために勉強方法を解説していきたいと思います。
この記事は、
- 介護福祉士受験に向けてどのような勉強方法で臨めばいいかわからない人。
- 勉強方法を参考にしたいという人。
- 介護福祉士の試験を一発で合格したいと思っている人。
に向けて書いています。
結論は繰り返し問題を解けば何とかなる
今回も結論から話しちゃっていますが、わたしの介護福祉士試験勉強方法は、繰り返し同じ問題を解く、これだけで一発合格できました。
介護の仕事をしていると、どうしても目先にある【資格】というものがちらついてくるかと思います。
わたしはプロフィールにも書かせていただいておりますが、介護施設で介護福祉士という仕事とケアマネージャーを兼務しています。
介護福祉士という職業についてわかりやすく書きましたのでリンクしておきます。
わたしの介護福祉士勉強方法を真似ていれば合格する、とは言い切れませんが、きっとお役に立ちますので、もしも介護福祉士試験を受ける方がいれば参考にしてみてはいかがでしょう。
介護福祉士の受験者数や合格率
下に10年分の介護福祉士受験者数や合格率などを載せておきます。
受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率 | |
第34回(令和4年) | 83,082 | 60,099 | 72.3% |
第33回 | 84,483 | 59,975 | 71.0% |
第32回 | 84,032 | 58,745 | 69.9% |
第31回(令和元年) | 94,610 | 69,736 | 73.7% |
第30回(平成30年) | 92,654 | 65,574 | 70.8% |
第29回 | 76,323 | 55,031 | 72.1% |
第28回 | 152,573 | 88,300 | 57.9% |
第27回 | 153,808 | 93,760 | 61.0% |
第26回 | 154,390 | 99,689 | 64.6% |
第25回 | 136,375 | 87,797 | 64.4% |
第24回 | 137,961 | 88,190 | 63.9% |
余談ですが、わたしは第25回の平成25年の時に介護福祉士試験に合格しました。
落ちてはいけない!と勝手に自分を追い込んで、プレッシャーを自分自身に与えていた記憶がよみがえってきます笑
難易度について
介護福祉士試験の難易度ですが、これもひとえに「難しい」とわたしは思います。
合格率からは想像もつかないかもしれませんね。
合格率は最近ですと70%以上を推移していますが、合格率に惑わされて余裕だろって思っていた元ITの自信過剰なわたしは、マジで!?と思うほど難しさを実感しました。
介護福祉士試験の勉強のやり方
勉強な嫌いなわたしは、3ヶ月しか勉強しませんでした。
同期の介護職と一緒に、どのような勉強を行うか、何のテキストや問題集が良いかを模索しながら勉強したのを思い出します。
試験日のおさらい
過去の介護福祉士の試験は基本的に、以下の期間や日程で行っているところが多いです。
時期 | 項目 |
---|---|
8月下旬〜9月上旬 | 願書等提出 |
1月下旬 | 筆記試験 |
3月上旬 | 実技試験 |
3月下旬 | 合格発表 |
受験する際は必ず【社会福祉振興・試験センター】に問い合わせてくださいね。
用意する問題集
わたしのやり方は、問題集を過去問題、模擬問題、新規問題を合わせて10種類くらい用意しました。
因みにユーキャンは4万円以上払ってセットを購入しましたが、これが結構効果的でした。
ユーキャンのセットの中に過去問題集が4年分、他問題集やテキストなどわかりやすいものが入っていてかなりのお得感もありました。
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テキストや参考書はお好みで
定番でいけば中央法規出版でしょうね。
ですが、問題集とテキストはリンクしていることが多いので、出版社は合わせましょう。
最初のうちはもちろん何が何だかさっぱりわからないので、問題を解きながら参考書を見て納得するまで考えました。
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問題を繰り返し解く
介護福祉士試験用の問題集が用意できればあとは繰り返し問題を解くだけです。
もちろん皆そう思うでしょう。
ですが問題集が10種類あったとして、1日1種類の勉強をしたとします。
そうすると次の問題に回ってくるまでに10日かかるってことになります。
わたしの経験上、10日経つと結構忘れています。
そこに意味があり重要なことです。
内容もそうですが介護福祉士試験の出題方法や試験作成者の癖なんかも見つけられるといいかもしれませんね。
マークシートを使用して試験を疑似体験
介護福祉士試験は5肢一択で、マークシートに解答を記入します。
1問当たりのペース配分を考えながら実戦形式で行うことをお勧めします。
介護福祉士試験当日いきなり本番ですと、焦って問題に集中できなくなる可能性もあるので、試験勉強期間中にマークシートと鉛筆を用意して、自分で試験同様の模擬練習をしておいた方がいいでしょう。
試験一週間前あたりから、もしくは勉強がマンネリ化してきたら、模擬練習をやってみるというのもいいかもしれません。
最近の傾向を考察
最近の傾向では、テキストには載っていないような、介護保険の内容だとか、大震災関連や大きな災害関連の時事問題がベースとなった問題が出ているようです。
なので、ネットニュースでも新聞でもいいです。
時事ニュースは必ず見るようにしてください!
合格率が10%まで下がった理由に、そこの部分を突っつかれて答えられなかったという意見は少なからず聞きます。
最後に勉強法で言いたいこと
要点を書いてる暇があったら1問でもいいから問題を解け!!
これが言いたい!書いてる時間が10分あったとしたら、1問解くのに2分計算で5問も解けます。
人間の短期記憶なんて数秒で忘れてしまいます。
書けば見直してわかることもあります。
でも大半の人や講師が言います。
書いて自己満足で終わる人が多いと。
書いていてノートにまとめて「こんなにまとめた俺ってスゲー」みたいな感じでしょうか。
書いて満足して終わるなら、何度も問題を解いて短期記憶に刻み込んでいった方が凄く効果的で効率的だとわたしは思います。
勉強の時間配分をしっかりできていて、ノートに書いたほうが勉強がはかどるという方も勿論いるでしょう。
ですが、短期決戦で時間が限られている場合が多い試験勉強。
自分に合った効率の良い勉強法を探したが見つからないというときは、わたしの勉強法をやってみてください。
試験前にやってはいけないこと
そしてもう一つ、不安だからと言って試験前に参考書や問題集を増やさないことです。
例えば試験1週間前に新しい介護福祉士の試験用の問題集を買ったとして、そこに今まで見たことのない問題や知識があったらどうでしょう。
嬉しい、やりがいがある!と思いますか??
わたしの体験談ですが「超不安」になりました。
あと1週間しかないのに、こんなに(本当は少し)わからないことがあるなんて!!と不安や焦りが出てしまったのを覚えています。
まとめ
試験問題というのは、運要素ももちろんあるかと思います。
その運も実力のうちと言われていますが、試験問題は年々難しくなってきている傾向があります。
色々な情報にも振り回されないためにも、自分の合格した姿を思い浮かべて常に前向きな姿勢で取り組んでください。
皆様のご検討をお祈り致しております。