こんにちは、夢子です。
ケアマネージャー資格取得の際、合格率が低い事実に驚愕したことを思い出します。
低学歴なわたしがこんなにも合格率の低いケアマネージャーの試験を取れるのか!?実際に問題も難しいし、わたし詰んでないか???と思わざるを得ないと思ったのも事実です。
ケアマネージャーの合格率の低さには驚いてしまって尻込みしてしまいます・・
結論から言ってケアマネージャー試験は合格できます!
余計な先入観を取り除く
合格率が低いのは事実です。
ですが、試験が難しいと思い尻込みする必要も無ければ、先入観も無くしてしまうくらいの気持ちで挑む方が楽です。
合格率が低いだけという事実だけで、自分は合格しない、受けるだけ無駄だ…
と思わず、胸を張って試験に臨めば誰でもきっと合格できます。
ケアマネージャーの受験をするときは必ず一発合格だ!と思い込んで勉強するのが吉です!
楽観的に考えられる根拠がある
なぜそう楽観的に考えられるのか、試験に受かれば何でも言えるよな!と思わず、楽観的に考えられる根拠を挙げていきたいと思います。
ケアマネージャー合格率の推移
まず知っておきたいのがケアマネージャーの合格率。
正式名称は介護支援専門員実務研修受講試験の合格率。なげーな笑
わかりにくいのでケアマネージャー合格率と書いちゃいます。
実際、表を載せますが相も変わらず合格率は低いですね。
最近6年間の合格率
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
第24回(令和3年度) | 54,290人 | 12,662人 | 23.3% |
第23回(令和2年度) | 46,415人 | 8,200人 | 17.7% |
第22回(令和元年度) | 47,049人 | 8,018人 | 19.5% |
第21回(平成30年度) | 49,332人 | 4,990人 | 10.1% |
第20回(平成29年度) | 131,560人 | 28,233人 | 21.5% |
第19回(平成28年度) | 124,585人 | 16,281人 | 13.1% |
ケアマネージャー筆記試験合格率は、例年10~20%前後ですが、令和3年(2021年)は4年ぶりに20%を超える結果です。
さて、最近6年間と比較したいのが初期の7年間です。
初期7年間の合格率
さっそく見ていきましょう。
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
第1回(平成10年度) | 207,080人 | 91,269人 | 44.1% |
第2回(平成11年度) | 165,117人 | 68,090人 | 41.2% |
第3回(平成12年度) | 128,153人 | 43,854人 | 34.2% |
第4回(平成13年度) | 92,735人 | 32,560人 | 35.1% |
第5回(平成14年度) | 96,207人 | 29,508人 | 30.4% |
第6回(平成15年度) | 112,961人 | 34,634人 | 30.4% |
第7回(平成16年度) | 124,791人 | 37,781人 | 30.3% |
第1回目の合格率はなんと44%、2回目も41%以上で、かなり高めな合格率となっています。
この第7回目まで合格率は30%以上と最近の合格率と比較するとかなり高い値となっていることに気が付きます。
今と昔で合格率が違う理由とは?
ケアマネージャーの筆記試験って難しいと皆が言いますが、実際に受験したわたしが言うのもあれですが、その通りだと思います。
難しい問題とプラスして五肢複択(5つの選択肢から複数の回答を見つける)と、かなり意地悪な試験となっています。
問題の難しさは変わっていない
じゃあ今と昔では問題の難しさは変わったのか?
いやいやそんなことはありません。
多少ひねくれた問題は少ないにしろ、問題が簡単だったなんて話は聞いたことも見たこともありません。
問題の難易度で実際の合格率は若干の変動がある可能性はありますが、難易度なんて受験者からしてみればわかりません。
今受験しているプレッシャーから、相当難しいと感じて解答している受験生がほとんどです。
受験生の職種に注目するとわかる事実
介護保険が施行されて誰もが気になったケアマネージャーという職種。
そこで受験した職種を見てみると、意外な職種の方たちの受験が目立っていました。
今では介護福祉士メインだが・・・
介護福祉士のケアマネージャー受験率は圧倒的に1位です。
全体の7割からそれ以上あるといっても過言ではないでしょう。
ですが第1回や2回の試験では医師や歯科医師などの世間一般で言う、頭の出来は違うだろうと思ってしまう職種の受験が多かったのが事実なのです。
それを考えると初期の受験で合格率が高かったのはそのせいか、と思っても全く不思議ではありません。
受験生の保有資格に注目
ケアマネージャー試験の難易度ですが、これもひとえに「難しい」とわたしは思います。
合格率からだけで言えばですけどね。
ケアマネ受験する職種の変化
- ケアマネージャー試験を受験する方のほとんどが介護福祉士か看護師という現状。
- 近年のケアマネージャー試験受験生の職種は、介護福祉士と看護師だけで70%超え。
- ケアマネージャー試験の最初のころ、第1回目や第2回目の受験者は医師・歯科医師も多かった。
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- もしかしたら受験生そのもののレベル自体が、合格率の極端な変動に絡んできているのかなとも思いますが、わたしはなんとも言えません(汗
ケアマネージャーってそもそも誰得?
保有資格で合格率が変化するというのは、わたしの先入観なのかもしれません。
例えばケアマネージャーの試験を受けられる職種の中に、医師や歯科医師の職種がありますが、わたし個人的には医師や歯科医師とレベルを比べるとわたし自身劣っていると思います。
初回(第一回目)の試験を受験したという知人の医師に聞いたところ、このようなことを言っていました。
とのことでした。
- いま現在のケアマネージャーの保有資格で一番多いものと言ったら、介護福祉士または看護師や社会福祉士です。
- ほとんどが介護福祉士または看護師や社会福祉士の国家資格を持ったケアマネージャーが、第一線で活躍しているケアマネージャーです。
あれ?医師免許を持ったケアマネージャーって見かけます?歯科医師免許を持ったケアマネージャーって更に少ない気がしますが・・w
介護福祉士がケアマネージャーになる理由
結局のところ、介護現場の第一線で活躍してきた介護福祉士がケアマネージャーになるのが一般化しています。
国家資格に基づく業務
医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士、管理栄養士、精神保健福祉士
以上がケアマネになるための業務です。
ケアマネージャーになるための職種がこんなにもあって、今現在活躍しているケアマネージャーは実際に、介護福祉士一択と言っても過言ではないくらいの割合を占めているのが現実。
介護福祉士がケアマネージャーになる理由は、介護現場の知識も豊富だし次の更なるステップとして上位資格にケアマネージャーがあるという事が挙げられます。
ケアマネ試験の合格率が下がっていく理由
介護福祉士がケアマネージャーになっていることが多いという事は、ケアマネージャーの試験を介護福祉士がたくさん受験しているという事になります。
介護福祉士が出来が悪い!なんて全く思いません。
ただ、介護福祉士の中で多忙を極める人ってかなり多いと思います。
その介護福祉士がケアマネージャーの受験勉強を、わたしみたいに一人で生活している人間と比べたらどうでしょうか。
きっと思うように勉強できないんじゃないかなと思います。
それって言い訳じゃん?という人もいるかもしれませんが、実際に介護福祉士の方々を見ていると、プライベート(家庭が主)に追われたり、仕事に追われたりでマジで多忙極まりないのは事実です。
勉強もなかなかできずにケアマネージャーの難しい試験に臨むとしたらどうでしょう。
きっとケアマネージャー試験の合格率は下がっていくと思います。
ケアマネ試験はそもそもが難しい
試験勉強する時間がなかなか持てない介護福祉士が、ケアマネージャーの試験に臨んで一発で合格するなんて夢物語なのでしょうか。
そんなことはきっとないと思います。
中には忙しい時にも「すきま時間」を見つけてケアマネージャーの試験勉強をしている方もいるでしょう。
しかしながらはっきりと言いたいことが1つだけあって、ケアマネージャーの試験問題自体が難しいという問題です。
ケアマネージャーの試験問題は五肢複択という出題方法で、しかも問題は介護保険のみならず医療や福祉に関する難題が数多く出題されます。
一発合格できなくない、それは勉強してきた時間と勉強してきた範囲が出題されるかどうか。
受かるための勉強をするのか肝要
まったくその通りで、ケアマネージャーの受験勉強は受かるための勉強をするのが肝要です。
なのでテキストの隅々まで読んで見て覚えられるのであればそれに越したことはありませんが、非効率的です。
書き出して覚えるなんてもっと非効率です!(個人的な感想w)
出題傾向を見つけて、そこの部分が問題として出ても必ずこたえられるように繰り返し問題を解いて頭に叩き込むことがベストです。
ケアマネージャーの試験問題は介護保険のことがわかっていても、重箱の隅をつつくような問題も出題されるでしょう。
- 意地悪な問題ばかりではありません。
- 基礎をしっかりと学んでおけば点が取れる問題が多くあるのも事実です。
この2つの記事を読めばきっと合格する確率が上がります。
ケアマネージャーの試験の合格率に惑わされずに、堂々と受験してケアマネージャーを目指してください!!
まとめ
ケアマネージャーの合格率は年々減少傾向ですが、勉強次第では絶対に受かる資格だと思っています。
合格率や難しいと思う先入観を断ち切って勉強に励めばきっといい結果が出ると思います。
一緒に頑張っていきましょう!