介護

新人介護職員に教える5つのこと!すぐ辞める介護職員を減らすコツとは!?

こんにちは、夢子です。

介護職として勤務していて、働いている介護職の入れ替わりが激しいな。

と思ったことはありませんか?

わたし思うのですが、本当に介護職って入れ替わり激しいっす!

新人さんに育ってもらいたい、辞めてほしくない、そんな一心で新人教育しているつもりなのに、なぜか辞めていってしまう現実

そこで考えます。

なぜか辞めてしまうの【なぜ】がわかれば、新人さんに負担がかからず、先輩職員もスムーズに教育が出来るのではないかと。

介護職:恵子
介護職:恵子
そりゃそうかもね

新人介護職員も絶対働きやすい環境の職場だと思って選んだのに、お袋よりたちの悪い無能な無能なお局様や、糞みたいな先輩にいじめられたりして辞めてしまう話はよく耳にします。

自分で合わないと思って辞めるのは仕方がないことかもしれませんが、辞めたくない職員を退職させないよう防ぐためにも、先輩介護職員は新人介護職員に工夫をして辞めないように教育しなければなりません。

新人さんが辞めないように教えるためには一体どうようなことをすればいいのか。

介護現場では貴重な新人を育てていくために、必要なことを挙げていきます。

夢子
夢子
あなたも貴重な戦力よ!
介護職:恵子
介護職:恵子
そう言ってくれるだけで嬉しいわ☆

新人介護職員にやってもらう5つのこと

質問です。

  1. あなたの介護施設で働く介護職の方の平均勤続年数は何年ですか?
  2. あなた自身は今の介護事業所での勤続年数は何年ですか?

ちなみにわたしは今の事業所は5年と半年になります。

その間に何回退職願を出したか…

勤続年数となるとなかなか3年以上は少なくなってくるのではないでしょうか。

  • 介護業界は今、引く手あまた状態。

介護職員が不足している割には求人が多いという、景気が良いのか悪いのかわからない事態になっています汗

ですが、そんな中でも新人介護職員が選んで来てくれたことは大変嬉しいことですし、誇らしいことでもあります。

その新人介護職員を辞めさせない為にも、事業所の魅力と教育の仕方を間違えないようにしていきたいものです。

勤続年数を長くするための最初の教育として、以下5つのことを徹底すれば新人介護職員はきっともうちょっとやってみようかなと思ってくれるでしょう。

1、放置をさせない

わたしも経験ありますけど、放置させられると嫌な気持ちになります。

新人介護職の頭の中で、わたしって必要とされてないのかなぁ、みんなと馴染めないのかなぁ、って言う不安がよぎります。

その気持ちをにさせないためにも、放置をさせる事は絶対にしてはいけません。

トレーナーになった先輩介護職員は、入社したての新人を放置させてしまうような指示出しをしないよう心掛けるように指導しましょう。

2、初日に介助させない

初日に介助させない理由として、介護未経験者の場合はもちろんですが、介護経験者の方が入社すると介助をやりたがる方も出てきます。

ですが、そこでもしも介助中に失敗して転倒事故などを起こしてしまった場合、もちろん教えていた先輩トレーナーの責任になってしまいますが、新人さんは介護経験者という事もあって自信を無くし退職してしまう可能性が高くなります。

介護未経験者も長く続けていれば介助は誰でもできるようになります。

新人の介護職員に覚えてもらいたいのは介護現場の中での流れです。

新人介護職員には時系列での仕事内容やお茶出し、傾聴をメインに、それにプラスして流れを教えてあげるようにしましょう。

3、色々あれやこれやと教えない

入社したてで、不安と緊張で頭がいっぱいの新人介護職員。

不安と緊張がマックスの時に、あれやこれやと教えすぎて頭の中がいっぱいいっぱいになってしまうことは新人の方にはよくあることです。

1日で頭の中を詰めすぎず、ゆっくりと要点や禁忌事項、流れを教えていくのがベストです。

詰め込みすぎると3日目あたりで頭がパンクしてしまい、退職してしまうことも考えられます。

先にも言いましたが、初日は要点を1つまたは2つゆっくりと教えていくのがベストです。

4、簡単なことから教える

最初は介助させないで一日の流れを教えると良いと先に書きました。

当たり前の話ですが、目の前には利用者がいます。

最初は利用者の名前と顔を覚えていただく必要があるため、利用者と傾聴してお話の相手をしてもらうって言うだけで充分かなと思います。

利用者を覚えないと思うように仕事が出来ません。

早いに越したことはありませんが、利用者の顔と名前は、1週間くらいかけて覚えてくれればベストかなと思います。

5、介助を教えるなら軽介助のみ

初日に介助を教えることがあるとしたら、移乗や食事介助など、大きな事故など危険につながるような事は教えずに、見学していただくような形をとるのがベストです。

もしも介助を教えるなら口腔ケアや車椅子の移動介助などがいいのかなと思います。

介護施設で行う口腔ケアは居室の流し台で行います。

利用者の居室や利用者の顔と名前を一緒に覚えられる口腔ケアや移動介助は、新人介護職員にとって一石二鳥またはそれ以上の効果があると期待します。

服薬介助や入浴介助などの難しい介助や絶対に間違えられない介助は、徐々に教えていくようにしましょう。

【新人介護職員あるある】を未然に防ぐ

新人介護職員あるあるではありませんけれども、何か1つでも失敗してしまうと自信を失ってしまって辞めてしまうケースが多々あります。

それを未然に防ぐためにも入社してすぐに難しい介助や放置させるなどの行為はさせない方が良いでしょう。

介護施設で教える事は介助だけじゃありません。

先ほども書きましたが一日の流れ、仕事の流れを教えてあげることが肝要です。

利用者の居室清掃を行ったり、トイレの清掃行ったり、シーツの交換行ったり、介護現場では利用者とあまり関わらないところや裏方に回ることが多々あります。

その裏方作業も一日の流れに関わってきますので、是非とも新人のうちに覚えてもらいたいところではありますね。

職員の名前を憶えるという仕事

もう一つ肝要なことがあります。

それは職員の名前も憶えるということです。

介護施設によって名札の着用が義務づけられているところと、そうじゃないところの2種類あります。

新人介護職員によっては、名札が付いていてもなかなか名前が覚えられない方もいます。

なので先輩トレーナーは、自分や他の介護職員の名前をしっかり覚えてもらえるよう教えていくことも大事になってきます。

まとめ

新人介護職員に教える5つのこと!

簡潔にまとめると、すぐ辞める介護職員を減らすコツとは、先輩トレーナーがあきらめず見捨てないことだと思います。

そのために出来ることは上記に挙げた5つの簡単なことを先輩が行えばいいこと。

いきなり100%を求めるのではなく、まずは最初の1%~2%のことを教えてみてはいいがでしょうか。

期待してしまうと、そこで裏切られたと思ってしまいます。

出来なくて当たり前と思い、期待せず、楽しく教えていければ新人にもストレスを感じさせずに仕事が出来ると思います。

介護は楽しく、行っていきましょう♪