こんにちは、夢子です。
ケアマネージャーを目指す20代の若者が増えてきて、わたしはとても嬉しく思います。
しかしながら、今から「ケアマネージャーになりたい!」と思ってスタートを切ったとして、いったい何年掛かるのでしょうか?
簡潔に答えを出しますと最短8年(実際には研修や入職した時期を含めると、期間は伸びてしまいます)の時間を有します。
わたしの結論として、介護福祉士の資格を取得し、その後5年間介護福祉士の仕事をするのが一番手っ取り早いです!
介護福祉士がケアマネージャーになる方法
- 介護福祉士の資格を取得して5年かつ900日の業務に従事
最短ですよ最短!介護福祉士なら最短で5年でケアマネージャーの資格をゲット出来ちゃいます。
介護福祉士からケアマネージャー資格を取る方がほとんどですが、他の職種から取得する場合は以下の国家資格でも問題ありません。
医師、精神保健福祉士、歯科医師、薬剤師、保健師、看護師、助産師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、栄養士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、介護福祉士、きゅう師、柔道整復師、管理栄養士
ケアマネージャーになる方法
ケアマネージャーの業務内容など詳細は下の記事から確認できます。
ここからは具体的に、介護職が最短でケアマネージャーを目指すためには、どのようにすればよいのかを書いていきます。
ケアマネージャーになるのに最短で8年の期間が掛かりますが、専門職になりますので、経験や知識を蓄えながら時間が経つのを待ちましょう。
わかったわ。
ケアマネージャーへの最短ルート
介護職が最短でケアマネージャーを取得する場合、このようなルートとなると思います。
介護職はこれが定説と言ってもいいくらいこのルートを通ります。
実務者研修
実務者研修とはなんだ?と疑問に思う人も多いかと思います。
実務者研修とは、介護福祉士実務者研修といい、この研修が修了しないと介護福祉士は受験できません。
実務者研修はこちらで詳しく載っていますのでご覧ください。
実務者研修は、2016年度(第29回)から、介護福祉士の質の向上等のために新たに設けられた研修です。
それ以前は研修など受けなくても3年という年数ほか、定められた実務経験のみで受験できましたが、国家資格ということでこれからの介護需要を考えた時に国も介護福祉士のレベルを上げないと!と思ったに違いありません・・
実務者研修についてもっと詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
介護福祉士
介護福祉士は国家資格です。
実務者研修を修了した方と3年以上の実務経験者が受験できる、介護職がケアマネージャーになるための最初の難関と言えるでしょう。
介護福祉士の試験は、計125点満点で毎年合格基準点が変わっています。
国家資格ですが、勉強して要点をつかめさえすればきっと合格できるでしょう。
まずは介護福祉士の試験に合格して、介護福祉士になり、次のステップに行きましょう。
介護福祉士についてもっと詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
ケアマネージャーの受験資格とは
介護福祉士となったあなたは、次のステップである【5年の経験と900日以上の従事】です。
最終的に決まった、国家資格以外の介護の実務経験が無効になったのは2018年のこと。
2015年には国家資格等の有無に関係なく全員共通の問題になりました。
2018年にはもう一つあって、資格のない方の介護の実務経験が無効になりました。
さて、前を向いていきましょう。
ケアマネージャー試験と合格後の流れ
8年間という長いようで短い?経験と規定従事日数をクリアしたあなたは、いよいよケアマネージャーの受験が出来ます。
まずは、お住いの都道府県のホームページを確認して、いつどこでどのように行うかを知るところから始まります。
受験日や受験資格の再確認
過去のケアマネージャーの試験は基本的にほとんどの都道府県で、以下の期間や日程で行っているところが多いです。
受験申込期間 | 例年5月下旬頃~7月上旬頃 |
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試験日 | 例年10月 |
合惜発表 | 例年12月 |
受験する際はお住いの都道府県に、必ずご自分で確認してくださいね。
ケアマネージャー試験に合格する
受験勉強についてはこちらのサイトをご覧くださいね。
過去に自分が実際にやった勉強方法を紹介しています。
さて、見事難関であるケアマネージャー試験に合格したあなた!おめでとうございます!
ケアマネージャー試験に合格した後は、ケアマネージャー試験の前提である介護支援専門員実務研修を受講します。
介護支援専門員実務研修の受講
この研修を受講するために今まで頑張ってきたようなものですね。
最後のステップの介護支援専門員実務研修の受講です。
この研修では、ケアプランの作成などに関する知識を、講義と演習を合わせて合計87時間学びます。
都道府県によって受講時間の増減はありますが、基本的には以下のようになります。
- 前期研修(8日間)
- 実習(3日間)
- 後期研修(7日間)
研修最後に内容が身に付いたかの評価を行う【終了評価】があります。
研修自体は特に苦痛なく行えますが、限られた時間を割いての受講になりますので、真剣に受講したいですね。
それと、周りには一緒に合格を果たした同期の皆がたくさんいるので、交流するいい機会となるでしょう。
都道府県に登録申請する
研修も終了し、研修修了証を受け取ったら、お住いの都道府県に申請します。
研修終了日から3ヶ月以内に登録申請を行います。
それと同時に介護支援専門員証の交付申請も忘れずに行ってくださいね。
都道府県からケアマネージャー証が送られてきたら、いよいよケアマネージャーとして働くことが出来ます。
まとめ
ケアマネージャーの最短は8年ですが、絶対に今後も必要不可欠な職種です。
介護職の方は、ぜひケアマネージャー資格を一つの目標にして頑張ってくださいね。