こんにちは、夢子です。
介護現場で働いていると、毎日のレクリエーションに困る介護職員をよく見かけます。
一カ月の予定が決まっているデイサービスなどは、予定に沿ってレクリエーションを行えば問題ありませんが、施設の場合はそうもなかなかいきません。
そこで、毎回レクリエーションで何やるか??で困っている方向けに、お勧めしたいレクリエーションを3つ紹介したいと思います。
介護レクリエーションの種類と効果についての紹介
介護時のレクリエーションの種類の意味
高齢者を介護するにあたり、レクリエーションの種類の豊富さは、かなり大切な事です。
なぜ、高齢者の介護にレクリエーションが必要なのかというと、レクリエーションをするかしないかでは、老化のスピードが違うからです。
年を取ると、意識をしない限り体や脳を動かすという事をしなくなります。
レクリエーションをする事で、普段動かさない体や脳を動かし、身体機能の向上や脳が活性化する事を目指します。
身体機能が向上したり、脳が活性化すると、寝たきりを予防したり、認知症の進行を遅らせる事が出来ますし、介護をする人の負担もかなり減らせる事になります。
周囲で介護する人は、普段からレクリエーションを率先的に高齢者が行える環境を整えてあげる事が大切です。
レクリエーションを行うには、介護を受ける高齢者が、自ら楽しいと感じなくては意味がありません。
そして、レクリエーションの種類も関係します。
レクリエーションの種類は、一種類ではなく数種類用意しましょう。
どうしても一種類だとパターンが決まってしまい、レクリエーションとしての意味がありません。
レクリエーションの種類を豊富にする事で、改善するスピードも変わってきます。
種類が変わる事で、体の様々な機能かバランスよく向上するのです。
その時に、介護をする人も一緒にレクリエーションに参加する事が出来る種類も作りましょう。
介護をする方も、される方も互いに楽しみながらレクリエーションを行う事で、介護の現場もかなり変わってくると思います。
介護を受ける人が笑顔になれるように、種類を豊富にして、介護を受ける方も、する方も笑顔になれる努力をしましょう。
介護のレクリエーションの種類
まずは体を使うレクリエーションから紹介したいと思います。
介護の現場は、介護をする人もされる人も、肉体的にも精神的にも辛いものです。
ですが、種類豊富なレクリエーションをする事で、状況を変える事が出来ます。
レクリエーションの種類としては、体を使うレクリエーションや、頭を使うレクリエーションもあります。
介護をされる人によっても、その種類は変わります。
例えば、体が少し不自由な人や、認知機能が衰えている人など様々です。
個人個人にあったレクリエーションの種類を考える事も、介護をする側には必要な事です。
例えば、体を使うレクリエーションと一言で言っても、指先を使う種類や、体全体を使うなど様々です。
その種類も、ジクソーパズルや塗り絵などの簡単なものから、模型作りや編み物など、細かな作業を必要とする種類まで様々です。
また、頭を使う種類も様々です。
しりとりなどの言葉遊びから、クロスワードパズルなど難しい物など優しい物から難しい物へと種類は様々です。
介護をする人は、介護される人の状態をよく見て、どのレクリエーションがその人の為に良いのか考えましょう。
そして、介護をする人にとってもレクリエーションは大切です。
介護を受けている人とコミュニケーションをとる事で、介護を受けている人の気持ちも理解する事が出来るようになり、介護をする時の気持ちにも変化が訪れます。
レクリエーションは、介護をする人にとっても大切なものなので、種類は出来るだけ豊富にして、全員が楽しく出来るような工夫をする事が大切です。
介護で体を使うレクリエーション3種類
頭を使う介護のレクリエーションの種類は、体を使うレクリエーションの種類よりも豊富です。
そこで、道具もいらないで簡単に出来るレクリエーションの種類を3種類紹介したいと思います。
1.しりとり
もっとも簡単な種類の一つとして、しりとりがあります。
ですが、単なるしりとりでは脳の活性化には繋がりません。
脳を使うレクリエーションと考えた時に、しりとりも少し難しくする必要があるのです。
例えば、必ず3文字で終わらなくてはならないというルールを作ったり、野菜や果物などしりとりする種類を制限する事が大切です。
そして、介護をする人も一緒に参加するようにしましょう。
参加とは言っても、軽くアシスタントしてあげる事でも良いのです。
大切なのは、介護をする人が一緒に楽しむという事です。
この事で、文字を繋げるという能力が活性化します。
2.クイズ
脳を使うレクリエーションの種類として、クイズはとても良いものです。
小さい子供が答えられるような謎なぞでも良いですし、懐かしい歌手や映画などの問題を出す事も大切です。
介護をしている人は、出来るだけ高齢者が答えやすいような問題を出す事が大切です。
答えられたという気持ちが、介護を受ける人には大切なのです。
介護を受けている人は、誰よりも自分の能力が衰えている事を自覚しています。
レクリエーションで答えられる事は、介護を受けている人にとってはかなり希望となるのですし、この事で考える能力が活発になります。
3.会話
そして、数ある種類の中でも大切なのは、会話です。
会話がレクリエーションなのかと思うかもしれませんが、実は会話は何よりも大切な事なのです。
例えば、昨日食べた夕食の種類は?と、聞くだけでもレクリエーションなのです。
この事で、思い出し力が備わります。
介護を受けている人は、時間の流れが様々な人がいます。
今の自分の現状が理解出来ないという人もいるでしょう。
会話のレクリエーションをする事で、介護をする側は、介護をされる人の気持ちを知る事が出来るのです。
レクリエーションの種類は、様々なのです。
介護レクリエーションの注意点
介護の現場で、レクリエーションは大変だと思います。
種類を豊富にしたからといって、全員が順調という訳ではありません。
レクリエーションの種類を増やすというだけではなく、そこには介護をする側の注意点もあります。
まず、介護をする人は、相手が介護を必要としているんだという事を理解してあげましょう。
レクリエーションを行っても、介護を受けている人が理解出来ないという場合もあります。
介護をする人にとっては、苛立ちを覚える事もあるでしょう。
ですが、その苛立ちは介護を受けている方も同じなのです。
介護を受けている方も、レクリエーションが出来ない事で、落ち込む人もいるのです。
種類が豊富なレクリエーションを行うのは、介護をしている人達にとってはかなり大変な事だと思うのです。
ですが、種類を豊富にする事は、介護を受けている人にとって、肉体的な能力も向上して、脳の活性化に繋がれば、必ず介護を受けている人にとっても、介護をしている側にとってもプラスとなります。
レクリエーションの種類を豊富にする事は、レクリエーションを考える人にとっても大変な事だと思います。
レクリエーションの種類は、様々な人の知恵を借りてこそ、成功するのです。
レクリエーションの種類を増やし、その種類を全員で行い、その効果を実践する事で、レクリエーションが正しいかどうか分かります。
大切なのは、種類を増やす事でもありますが、その増えた種類によってどんな効果があるのかを実感する事です。
介護レクリエーション技術と指導について
介護レクリエーションに必要なのは、介護の現場において、その居宅生活や、通所生活における、身体のなまりを取り除くことになります。
ですので、身体的運動を愉しく行うという意味で、そのレクリエーションに参加しなくてはなりません。
ただし、ひとによっては、身体的能力の減免から、その運動状態になかなか入ることができずに、座ったままであるとか、もしくは寝たきりの状態を余儀なくされて、レクリエーションに参加できない場合もあるのです。
ですので、その場合は、頭脳を働かせるレクリエーションを共同で行う必要があります。
その際の、身体的運動に頭脳のはたらきをよくする仕組みであるとか、仮に寝たきりであっても、声は聞こえているはずであるとか、目が明いていなくても、心では聞いているはずという、仮説を立てながら、施策しなくてはなりません。
身体の表面の反応がなくても、耳は聞こえている場合が多く、あきらめないという形で、身体的運動と、頭脳のはつらつさを及ぼす、レクリエーションを開発しましょう。
介護においては介護の度数もありますので、介護度に合わせたレクリエーションの開発が必要ですし、介護の世話の合間にレクリエーションでの介護というかたちでプロに要請することも必要です。
介護レクリエーションでは、ただのお世話ではない働きが必要になります。
レクリエーションの介護で必須なのは、愉しいこと、自発性を及ぼす快活さがあること。
そして、介護レクリエーションにおける成果を実感できることが必須事項になります。
介護レクリエーションに含まれる精神的効果
介護レクリエーションが精神的効果を高めてくれる点については、その閉鎖的な状況を緩和する仕組みであったり、また、通所においても、精神的にほがらかにならなくてはレクリエーションの意味がありません。
レクリエーションとは、再クリエイトという意味があり、創造的な仕事を通して、介護される方にもその精神の明瞭さが加わらなくてはならないのです。
実際精神的効果として、介護を受けるだけでは、精神的な萎縮が生じますので、生きているという自信を介護外のレクリエーションで回復しなくてはなりません。
介護レクリエーションにおいては、自分でなにかをする仕事の成果をもって、自信を回復する事や、その他にコミュニケーションの円滑さによって、通所・居宅の被介護という現実を見せつけてはならないのです。
これは、レクリエーションの現場では必須ですが、子供のレクリエーションにおいても、その仕事の成果が確認できるような、生きているという事が実感できるものでなくてはなりません。
折り紙のレクリエーションにおいても、出来上がればさらに上位にチャレンジしたり、そして、その成果をいつでも確認できるようなレクリエーションディスプレイをいやらしくなくデコレーションとすべきです。
そして、介護する方としても、的を得た誉め言葉を提供します。
介護においてはその被介護であることに、精神が参ってしまう事に対し、介護レクリエーションでは逆にお世話をする立場のようなものを与えてもいいでしょう。
介護レクリエーションから派生する特別な事
介護レクリエーションによって、その人間関係が向上したり、また自分の親族とのコミュニケーションの話のネタになるような事柄があると最適になります。
結局は介護を受ける人は、家族がいらっしゃるわけですから、もし家族がいなくても、家族のような雰囲気のある友人に手紙を書けるようなものでなくてはなりません。
介護のレクリエーションで出来上がる成果に対し、結果報告やその作品の提示においても、近親者や遠い親類そして古い友人などが、報告を受けても楽しくなるような、そんな介護レクリエーションにすべきです。
これは介護レクリエーションにおけるニュース性というものになり、何か一週間や月ごとにあたらしい情報による介護レクリエーションが最適とされます。
マンネリズムにおちいったレクリエーションは、なんの創造的なしごともありませんので、レクリエーションで生きる実感を回復できるような、あたらしいテーマごとの介護レクリエーションが必要になります。
季節柄の折り紙の内容もいいですが、もっと頭脳を活かした、言葉の再勉強や、その愉しいテスト結果など、採点を甘くしても、そのニュース性に親類はよろこぶでしょう。
あたらしいイシューを提供することで、介護レクリエーションもただ受けているという意味ではなく、ひとに話したくなるようなたのしい出来事にしましょう。
介護における創造性には頭脳も必要です。
ですので、あたらしいことを一緒に勉強する意味でも、介護レクリエーションは共同作業であります。
まとめ
恵子はどう思う?
レクリエーションを考えるのは大変かもしれません。
ですが、やることがわかっていれば、きっと楽しくレクリエーションを行えます。
迷ったときは上記3つを実践してみてください。